Shaping the future with
“Millimeter Wave Technology ”
NEWS
2024.10.25 | 60GHzミリ波無線通信モジュールの新しいビデオを追加しました。 |
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2024.6.19 | 米国IMS2024においてIBM T.J.ワトソン研究所と共同でIndustry Paper Award第2位を受賞しました! |
2024.6.19 | 60GHzミリ波無線通信モジュールの新しいビデオを追加しました。 |
高速大容量通信に貢献する
フジクラのミリ波技術
私達フジクラは通信インフラの構築に 貢献し続けることを使命とし、 技術変革に対応した製品を提供し続けてきています。 私達フジクラは通信インフラの構築に 貢献し続けることを使命とし、 技術変革に対応した製品を 提供し続けてきています。
電線から光ケーブル、さらには無線通信に至るまで、135 年の歴史のなかで培ってきた技術から「フェーズドアレイアンテナ設計技術」「 FPC 製造技術」「電磁界解析技術」を駆使してミリ波デバイスを開発しています。 60GHz帯でRFモジュールとBBモジュールを一体化したミリ波無線通信モジュールを開発したほか、28GHz帯でもRF-ICやフェーズド・アレイ・アンテナ・モジュールを開発しています。60GHz帯ミリ波無線通信モジュールは世界トップクラスの通信スピード(max3.5Gbps)と長距離伝送(>500m)を同時に実現しています。
またバンドパスフィルターなど、ミリ波帯の低損失・高機能デバイスの開発も進めており、70GHz以上のさらに高い周波数帯を駆使するための技術も開発しています。
通信網における課題
通信の高速大容量化は
社会の重要課題
動画配信やVR/ARを活用したゲーム等の各種アプリケーションが社会に広く普及してきています。
これに伴って通信の高速大容量化が求められていますが、4Gで使用しているSub6GHzの周波数帯では帯域が狭く実現できません。そのためモバイルネットワークは4Gから5Gに移行しつつあります。5Gの特徴である超高速(10Gbps)・超低遅延(<1ms)・同時多接続(100万台/km2)の実現のため、広帯域の確保が可能な28GHz・38GHz・47GHz・60GHzなどのミリ波帯通信の活用したインフラ整備が各国で進められています。
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5Gの要求要件
- 1モバイルブロードバンドのさらなる高度化
(eMBB:Enhanced Mobile Broad Band) - 2多数同時接続を実現するマシンタイプ通信
(mMTC:Massive Machine Type Communications) - 3高信頼・超低遅延通信
(URLLC:Ultra-reliable and low-latency Communications)
- 1モバイルブロードバンドのさらなる高度化
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無線通信の周波数帯
5Gに必要な
ビームフォーミング技術
ミリ波は帯域が広いため、
5Gの各要件の本格的な実現に欠かせません。
しかし、従来のマイクロ波より周波数が10倍も高いため、
これまでと異なる導入方法や使用方法が必要です。
通信方式
従来のマイクロ波帯での通信では、電波をあらゆる方向に送受信していました。しかし、ミリ波で同じ手法をとると遠くになるにつれて電波の強度が弱まるため、電波強度は百分の一ほどになってしまいます。
そこでミリ波では、通信する相手にのみエネルギーを集中させ、放射ビームをしぼり、追従させるビームフォーミングを行います。
それぞれ単独に振幅と位相が設定できる複数のアンテナ素子、アンテナアレーを制御すると、ビームフォーミングが可能になります。
フェーズドアレイアンテナモジュールを開発しています。
WHITE PAPERホワイトペーパー
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ミリ波デバイスの
Over-The-Air 試験 -
5G 向け新周波数帯にも対応した 60 GHz 帯広帯域通信モジュール
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5G ミリ波 バンドパスフィルタ
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第 5 世代移動通信システム用 ミリ波帯 RFIC とその半導体技術
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5G で期待される要求要件と それを支える技術
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ミリ波用 配線板材料技術
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5G ミリ波 フェーズドアレイアンテナ
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ミリ波通信の回線設計