国際電気通信基礎技術研究所、大阪大学、フジクラ等AIと連携して操作するロボットやCGエージェント”サイバネティックアバター“の遠隔操作用無線バックホールに適用
2024年9月6日にJR大阪駅北側に、巨大複合施設”Grand Green Osaka”がオープンしました。オープニングイベントとして、人がAIと連携して操作するロボットやCGエージェント”サイバネティックアバター”が、遠隔操作により、同施設内を案内や警備する実証実験を、大阪大学と国際電気通信基礎技術研究所らが連携して実施しました。同アバターの遠隔操作には、Wi-Fi、ローカル5Gシステムとともに、バックホールとしてフジクラの無線通信モジュールが採用されました。
実験では、AIを搭載したロボットやコンピューターグラフィックスのアバターが、来場者と会話しながら施設の案内やイベント紹介などを行いました。簡単な受け答えは自動で行い、難しい質問やトラブルにはオペレーターが遠隔操作で対応しました。同遠隔操作は、大阪や東京、長崎、スペインに住む学生や社会人、高齢者などにより行われました。
同イベント期間中、フジクラのミリ波無線通信モジュールは、その低遅延・大容量通信の特長を発揮し、スムーズなサイバネティックアバターの遠隔操作を支えることができました。